【ティーバック活用!】濃い紅茶味のパンの作り方/茶葉は蒸らす?粉に混ぜる?

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紅茶の茶葉をパンにいれたけど、ほぼ紅茶の香りがしない。

こんな経験はありませんか?

紅茶の茶葉が生地の中から見えている、スコーンやパン、クッキー、、、

お店でみるとつい買ってしまう。。香りの誘惑ですかね。

なのに、お家で手作りすると『茶葉が見た目にあるだけ』。
食べてみると紅茶の存在感なし。

ふゆき
ふゆき

手作りパンで紅茶の味を濃くする方法はあるのでしょうか?

↑私自身、ものすごく試作に苦労したパンでもあります。

このブログでは手軽にティーバックを使用して、
紅茶味のパンを作るための方法を紹介していきたいと思います!

【茶葉の種類】紅茶の風味が残りやすいのは?

紅茶の種類というと何があるでしょうか?

一般的に良く売られているのは、、

◎ダージリン
◎アールグレイ

この2つではないかと思います。

ここで私の失敗談を書きますね。

紅茶味の焼き菓子を作ろうと、家にあったティーバックを使いました。
種類は『ダージリン』です。

焼きあがったお菓子の味はどうだろうとワクワクしながら食べましたが、、

紅茶の味がしない(゚д゚lll)

飲んだことのある方はイメージしやすいと思います。
ダージリンの香りはとても穏やかなのです。

ただでさえ、抹茶や紅茶などのお茶の香りは焼くと飛びやすいものです。

という事は?

パンに使う紅茶の種類は、

香りの強いものを使う方が、紅茶の風味がよく出ます!

手に入りやすくおすすめなのは、

◎アールグレイ

アールグレイはベルガモットという柑橘類の香りがついているフレーバーティーなのです。

多くの人がイメージする紅茶の香りは、
このアールグレイの香りだと思います。

アールグレイのスパイシーな香りは、焼いてもパンの中に残りやすいです!

ふゆき
ふゆき

パンに使う紅茶の種類は何が良いかな?と悩んだら、
まずは『アールグレイ』の茶葉を使う事をおすすめします!

【粉に混ぜる】紅茶のティーバックの茶葉をそのまま使ってよい?

紅茶の茶葉ってそのまま入れて良いの?

なんとなく、パンの口当たりがザラザラするような気がしますね。

結論から言うと、

パン生地に使う場合は、細かい茶葉はそのまま入れてしまって大丈夫です。

『細かい』という所が大切です。

もし大きい茶葉の紅茶しかないというときは、ミルサーなどで粉砕してから使います。

では、

ティーバックの茶葉の細かさはどうなのでしょうか?

ふゆき
ふゆき

一般的に売られている粉末状の小さい茶葉のティーバックは、
袋を破いてそのまま茶葉を使ってOKです。

私の経験上、パン生地の中に粉末状の細かい茶葉が入っていても、口あたりが悪く感じるという事はないです。

パンの材料の強力粉や薄力粉の中に、ティーバックの袋を破いて茶葉を混ぜて使ってください。
その後の工程は他のパンを作る時と変わりありません。

ただし、ティーバックでも大きい茶葉が入っている場合があるので注意してくださいね。

【茶葉を蒸らす】紅茶の成分を抽出する

ここでは、より紅茶の味を濃くしたい場合の方法を紹介したいと思います(^^)

それは、、、

紅茶の茶葉を熱湯で蒸らした後、その紅茶液を使うことです。

小麦粉に茶葉を混ぜるだけではだめ?

この疑問↑。
私自身も何回も試しました。
小麦粉に茶葉を入れるだけだと、ほとんど紅茶の香りが残りません。

もちろん、紅茶の茶葉の量や、使う紅茶の香りの強さによっても違うはずですが、、、

紅茶液を抽出して入れたパンは、紅茶の香りがより強くなります。

紅茶を飲むときにも、茶葉の抽出液を飲みますよね。
やはり、紅茶の成分はお湯を注いで抽出することで、
十分に味わえるものなのだろうと思います。

具体的に手順を説明しますね。

①紅茶のティーバックの袋を破いて、茶葉を出す。
②熱湯を注いで、紅茶の成分(香り)を抽出する。
③そのまま冷めるまで置いておく。

*必ず冷ましてから使います!!!

これはとっても大事です。

パン酵母(イースト)は、熱い湯がかかると死んでしまいます。

水分の温度は40℃以下にして使うようにしましょうね。

蒸らした紅茶の茶葉を、そのままパンに入れてよいの?

蒸らした後の紅茶の茶葉。
この茶葉をそのままパンのなかに入れてよいのか?
それとも、茶こしなどで濾して取り除いた方が良いのか?

迷いますよね。

これは、私の経験上のお話です。

実際に紅茶液を抽出した茶葉を、そのままパンに入れる事はあります。
そのパンに中に入った茶葉で口当たりが悪くなることはありません。

ただし!!注意するのはここからです。

紅茶の茶葉の量が多くなると、パンの膨らみが悪くなることがあります。

パンは小麦粉のグルテンが膜となって風船のようにふくらみます。

紅茶の茶葉が入るということは、グルテン膜に小さい穴がポコポコを開いてしまうことになるのです。

グルテンの網目構造に穴が開くので、イーストが発生した炭酸ガスが抜けてしまう。。

その結果として、パンの膨らみが悪くなってしまうのです。

どれくらいの茶葉をパンの中にいれたいのか。
それによって、濾すべきかどうかを考えると良いと思います。

茶葉を浸すのは『お湯』/牛乳を使うとどうなる?

紅茶の風味を強くしたい!

ふゆき
ふゆき

その場合、紅茶の茶葉を蒸らす時に使うのは水(熱湯)です。

パンに入れる水分として使うのは、主に『水』か『牛乳』です。

直接、牛乳で紅茶の茶葉を煮出したらどうなるでしょうか?

実際にやっていただくとよくわかるのですが、
牛乳で紅茶の茶葉を煮ても、紅茶の香りが引きたってこないのです。

なぜ???

理由のひとつとして、

牛乳の成分のカゼインが紅茶の茶葉を包こんで、紅茶の成分を抽出しにくくなるためです。

一般的なロイヤルミルクティーの作り方も、

『熱湯で茶葉を十分に開かせて』

から牛乳と合わせます。

この工程の意味も、紅茶の風味を最大限に活かすためと考えると面白いですね.

◎まとめ◎ティーバックを活用して、手軽に紅茶パンを作ろう!

紅茶味のパンの作り方のポイントをまとめると、、

①紅茶の種類は『アールグレイ』がおすすめ

②ティーバックの粉末の茶葉はそのまま使ってOK

③作り方は2パターン⇒粉に混ぜるor熱湯に浸す

④蒸らすのは熱湯!牛乳で煮出すよりも濃い紅茶液が作れる

⑤蒸らしたお湯は必ず冷ましてから使う

紅茶好きとしては、しっかりと紅茶の風味を感じられるパンを作りたい!!

そう思いますよね。


ポイントをしっかりとおさえれば、身近なティーバックを使っても美味しい紅茶パンが焼けるはずです(^^)

レッスンでも、紅茶好きさんにはたまらないしっとりパンをお伝えしています(^^)/

基礎コースの中でも、紅茶パンのしっとり感は格別です。
紅茶味を活かすには、材料の配合にも秘密があるのです。

レッスンでは、レシピの配合のなぜ?
についても詳しくお話していきます。

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