電動ホイッパーはない。
となると、泡立て器を使い、自分の手を動かして生クリームを泡立てる必要があります。
『疲れた~』⇒休む⇒『疲れた~』⇒頑張る。
こんな感じになりますね(;´д`)
実は、、
生クリームを泡立てるとは、空気を含ませるというイメージとは違います。
えー!どういう事??
生クリームの構造に注目して、詳しく解説していきます!
【製菓理論】生クリームが泡立つ原理
生クリームは乳漿という水分を多く含む中に、油分の脂肪球が分散した構造をしています。
本来混ざり合わないはずの、水分と油分が均一に混ざり合う【乳化】の状態です。
泡立て器で生クリームをまぜると
クリームの中にある脂肪球同士がぶつかり合います。
次第に衝撃が与えられる事で、脂肪球は壊れます。
一方で、泡立て器で混ぜた時、空気が気泡の形でクリームの中に入り込みます。
この気泡の周りに、壊れた脂肪球が次々とつながり、網目構造を作ります。
網目構造が広がっていくと、クリームが固くなっていきます。
生クリームを早く泡立てるコツ!手の動かし方を工夫しよう
生クリームが泡立つ原理を知ると、泡立て器は何の役割をしているかがわかりますね!
そうです!ここが大切!
泡立て器でまぜるとは、生クリームに衝撃を与える役割があります。
もう一度言います。
生クリームに衝撃を与える
このイメージで手を動かします。
手の動きは、
空気を入れようをとくるくると上に向かって手首を回すのではありません。
左右にゆする
そして、泡立て器は生クリームに常に入れたままにします。
このイメージを持つだけで、効率的に早く生クリームをホイップする方法がわかってきますよ(^。^)
◎おまけ◎生クリームを泡立てる時に【氷水】は絶対必要!!
気温が高い夏。
氷作るの忘れたわ。まぁ、いっか。
ボールに氷水を当てずに生クリームをホイップします。
えっっ!?ボソボソ(゚д゚lll)
生クリームって高いのにー。ショック。。。
生クリームの扱いで、まず大切なのは、、、温度です。
生クリームは保存も泡立ても、必ず低温が原則です!
生クリームを泡立てる時は、
ボールを【氷水】で冷やす
なめらかなホイップクリームを作るために、ものすごーく大切です。
冷やさずに泡立てると、、
ボソボソで黄色っぽいホイップクリームになってしまいます(;´д`)
こんな悲しい状況にならないために、
生クリームの泡立てには氷水!
これは絶対に守りましょう。
皆さんのお菓子作りの手助けになれば嬉しいです♪
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科学でわかる お菓子の「なぜ?」