【パン作り】家庭用オーブンで食パンを焼く2つのコツ!

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おうちのオーブンを使いこなせていますか?

家庭でのパン作りの大難問である『オーブン』のお話です。

食パンが釜伸びしない?
食パンが生焼けっぽい?

食パンの焼き方にはオーブンの使い方が鍵になります。
釜伸びして、美しい焼き色のついた食パンを焼きたい方へ。

食パンを焼くときのオーブンの使い方のコツをお話していきたいと思います。

大きいサイズの食パンはオーブンの『下火』が大切!

家庭用オーブンでパンを焼くと、
上だけ焦げて、パンの底は白いまま。

そんな経験はありませんか?

特に大きいサイズのパンを焼くとき、中心部まで熱が伝わるのには時間がかかります。

もちろん、小さいサイズのパンよりも焼き時間が長いのも大きいサイズのパンですよね。

例えば、食パンを30分焼くとします。
上からの熱が強いと、上だけ焦げますよね。
オーブン内の熱が弱い環境で、
しっかり中まで火を通そうとすると、焼き時間が長くなってしまいます。

ここで登場するのが、下火と上火という考え方です。

四方八方からパンを熱する方が、火通りはよくなります。
ですが、食パンなど大きいパンは焼き時間が長いわけです。
必要以上に上からの熱が強いと焦げます。

そのため、下からの熱を効率的にパンに伝えていくことが大切なのです。

『大きめのパンは下火を強くして焼く。』
例外はあるはずですが、キホン的にはこの考え方で問題ないと思います。

オーブンの下火を強くするなら、天板も一緒に余熱する!

オーブンを余熱する時に天板も一緒に庫内に入れていますか?

私は、パンの種類によってケースバイケースで変えています。
今回は食パンのお話なので、その部分に焦点を絞ってお話していきたいと思います。

前章でもお話しましたが、1個の重さが大きい食パンは『下火』が大切です。

下火を強くするためには、
パンの底の部分ができるだけ早く熱くなることが重要になります。

そのため、天板をいれて余熱をかけます。

あつあつの天板の上に食パンの型ごと、オーブンの中にいれて焼きはじめるのです。

食パンの型の素材は何?『金属の熱伝導』気にしていますか

パンを焼く型には色々な金属を用いたものがあります。

食パン型でよく用いられるアルタイトとテフロン型については
こちらのブログでくわしく解説していますので、参考にしてくださいね(^^)
【材質の特徴を解説】食パン型はテフロン加工とアルタイトのどちらが良い?

今回はステンレスの型についてお話しますね。

パンの型といっても、色々な型を用いるレシピがありますね。
ケーキ用の丸型やパウンド型でパンを焼くということもよくあります。

私はミニ食パンを焼くときには、パウンド型を用いることが多いです。
生徒さんも手に入りやすいですしね。
100円均一でも買うことができます。

100円均一のパウンド型は多くの場合、ステンレス製のものだと思います。

ステンレスはキッチン道具でもよく使いますよね。

『さびにくい』のは、ステンレスの最大のメリットではないかと思います。
私はお菓子作りをしますので、
ムースなどの冷やし菓子を作るときにはステンレス製の型は大活躍なのです。

さて、焼き菓子やパンを焼く時のステンレスの特徴はなんでしょうか?

ステンレス製の型は熱伝導が悪いのです。
使用する型の熱を伝わり方が早い(熱伝導が良い)方が、
型の中に入っているパンがより早く加熱されていきます。

ステンレス製の型は、焼き菓子やパンを焼くには不向きというのが私の意見です。

やはり、熱伝導の良い型で効率よく加熱したほうが、
ふっくらと美味しく焼けると思います。

そうはいっても、そんなに何種類も焼き型を買うわけにもいきませんよね。
私もステンレス製の型でパンを焼くことは、よくあります。

そのため、熱伝導の悪いステンレス製の型を使うときには
天板を余熱してアツアツにしておくことはより重要な意味を持ってくるのです。

食パンを焼くときのオーブンの余熱温度は何度ですか?

家庭用のオーブンは庫内がせまいです。
そのため、オーブンの扉をあけた瞬間に庫内の温度が急降下します。

また、余熱完了のブザーがなってもその温度まで本当に達しているのか?
という点には鋭い目を向けておいてください(^_^;)

上記のような理由から、
私は余熱温度は実際に焼く温度よりも高めに設定しています。

例えば、200℃で焼く場合は20~30℃プラスして余熱しますので、
220~230℃の余熱をします。

そあいて、余熱は余裕をもって長めにとっておくと、
十分にオーブンの庫内の温度があがりますよ。

さあ、焼くぞ!というときに、レシピ通りの温度で焼くことが大切です。

◎余熱は長めに!
◎余熱温度は焼く温度よりも高めに!

たかがオーブンの余熱ですが、
家庭用オーブンを制するには色々な工夫が必要になってきますね。

◎まとめ◎家庭用オーブンで食パンを焼くときにしっておきたい2つのコツ!

今回のブログ記事について、動画で知りたい方はこちらをご覧くださいね。
ミニ食パンを焼くときのオーブンの使い方のコツについて解説しています。

動画のレシピはこちらのブログで紹介しています↓↓
【レシピあり】余った生クリームを消費したいあなたへ!パウンド型でつくるふわもち生クリーム食パン

食パンを焼くときのオーブンの使い方のコツは2つです。
◎天板も一緒に余熱する
◎余熱の温度は焼く温度よりも高めに設定する

知っているのと知らないのでは大違いのコツです。
良かったら試してみてくださいね(^^)

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